マッシャーズチャンピオンシップin岩手山 初日
順延されて開催された2007マッシャーズチャンピオンシップin岩手山は、犬ぞりレースに丁度良い気温(真冬日でした)、そして晴天という絶好のコンディションの元で開催されました。
トレールは、いわゆる「ぱんぱん」状態。極めてスピードが出そうなコース状態です。
初日、我がチームは、ファミリーオープンクラスに出場しました。距離は2000m。
トレールの状態を確認し、スタート前から、橇を滑らせすぎないこと、橇のスピードを抑えてきちんと犬たちに合わせてラインを張ることをマッシャーと確認していました。
ラインをしっかりと張り、橇はいつも犬たちに引かれている状態にしておかないと、橇はコントロールを失います。
先輩マッシャーからは、「踵ブレーキだけではスピードを抑えきれないかもしれない、できればスピードを落とすためのマットを下ろしたいところだけれども、無いのであればしょうがない。」と助言をいただき、コーナーリングをしながらの踵ブレーキも教わりました。

画像はダンラー社製の、最新?の橇のブレーキ部分です。我が家の橇ではありません。
マットは、下ろした状態でも効果があるようですが、さらにそれに足を乗せる場合もあるようです。
(使ったことが無いのでわかりません。)
犬ぞりは、幅5センチぐらいのランナーの上に立って乗りますので、ブーツなどの踵を雪面につけることでブレーキをかけることができます。橇を停止させるためのブレーキも装備していますが、スピードをコントロールするため、踵を落とします。
今年は雪も少なく、我が家のマッシャーは自転車でのトレーニングにはいつもより多く参加していましたが、実際に橇に乗っての練習は極めて少なく、年明けの美瑛でのレースを含めて4回程度しか橇には乗ることが出来ませんでした。
そのような状態でレースに出すのは若干不安でしたが、走る意欲満々の犬たちとマッシャーに任せて(運を天に任せて?)スタートさせました。
スタート直後の緩い下り、そして緩いコーナー、その後の長い上りは順調に上っていく姿が見えました。
さらにその後も順調に走っているようでした。時折ペダリングもしています。
最後は、何度か大きなUターンを繰り返して、下ってきます。
その後、犬たちも少し疲れスピードが落ち、橇が追いついてしまったのでしょうか。
半分ぐらいおりてきたところで、橇が雪の壁に乗り上げたのか、横転したのが見えました。
直後に、空橇となり、犬たちは勢いよく走り出しました。その後、横転していた橇もいつの間にか元に戻っています。
後でマッシャーに聞いたところ、転倒しても最初は橇を掴んでいたが、少し引きずられ、橇から手を離してしまったとのこと。
結局、私はゴール地点から50m位のところで橇と犬たちを何とか停止させ、マッシャーが走ってくるのを待ちます。
その後、マッシャーが橇まで走ってきて、橇に乗りゴールしました。
マッシャーが転倒した場合、空橇が走らないようにロープを手に持って走るマッシャーもあります。
しかし、我が家のように軽量マッシャーの場合、今回のような固いトレールでは、そのまま引きずられる危険性もあるので、橇から出るロープ(通称:命綱)を手などに巻き付けるのが必ずしも良いとは思えません。
今回のレースでは、マッシャーと相談して、命綱はつけないでスタートしていました。
また、今回は我がチームが遅かったことと、2分間隔でスタートする前のチームがキャンセルだったため、幸いにも他のチームに迷惑をかけることはありませんでしたが、空橇を走らせることはなんとしてでも避けたい事態です。
転ばないように走る、転んでも橇から意地でも離さない。手の力は限られているので、腕で捕まれ(抱きつけ)、というアドバイスももらっています。
また一つ経験を積ませてもらいました。
犬橇を楽しむためのファミリー犬ぞりチームではありますが、こんな経験も必要だ、ということはマッシャーもわかっています。
転倒するまで、犬たちはきわめて意欲的に走ってくれていたのです。
そんなミーシャたちには申し訳ないですが、好材料はありましたし、転倒してしまったから楽しくない、という訳ではありません。
次こそ、しっかりゴールしよう、ということで初日はおわりました。
次回、レースに出場する際、命綱はどうするか、それまでに良く考えることにします。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)









最近のコメント